【STAFF BLOG/Vol.9】はじめてのジュニアオリンピックとその洗礼~小学3・4年生~(Swim History Series 3)

前回は小学校低学年までの選手クラスのお話をさせていただきました。

前回のSTAFFBLOGはこちら→【STAFF BLOG/Vol.8】競泳選手としてのはじまり~小学1・2年生~(Swim History Series 2)

6歳から選手クラスにあがり、日々こつこつと練習に励む少年は

小学校3年生となり、スクールの全国大会でも優勝。県内では同学年に敵はないレベルになっていました。

また、この小学3年生(9歳)はとある全国大会への出場権が得られる年齢でもありました。

その大会こそがジュニアオリンピックです。

ジュニアオリンピックとは約2学年(正式には2歳)区分ごとにクラスを分けた水泳界の全国登竜門の大会です。

各スクールからレベルの高い全国標準記録を突破した選手のみが集結するこの大会は、夏季大会、春季大会の年2回開催される競泳選手なら全員が目指すであろう全国大会でもあります。

小学3年生時、県内では負け知らず、スクールの全国大会でも優勝していた少年は、当然ジュニアオリンピックを目指していました。

しかし、予選会の前に風邪を引きジュニアオリンピックの制限記録を練習で出せていたにも関わらず予選会では練習タイムより遅い記録でジュニアオリンピック出場を逃してしましました。

小学4年生時となり、悔しさをばねに夏季大会の予選会では50mバタフライで32秒8(制限記録は33秒5)で泳ぎ、始めてジュニアオリンピック出場を決めました。しかしながら、全国の壁は厚く、予選落ちとなり、ファイナリスト8名に名を連ねることはできませんでした。

同じく小学4年生時の春季大会では50m自由形、50mバタフライ、200m個人メドレーの3種目でジュニアオリンピックへ出場し、200m個人メドレーはエントリータイムが2分36秒で3番エントリーであったにも関わらず結果はB決勝に留まりました・・・

全国で戦うことの厳しさを教わった一方で、初めて全国大会で2回レースを出来たことに新鮮味を覚えた記憶もありました。

次回、少年は小学校高学年となります。

今まで負け知らずだった少年にライバル出現、そして成長期の苦しみ、専門種目の選択・・・

順風満帆に思えた競泳ライフにはじめての挫折が到来します。

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